夜桜りこです!
今日は最近やった仕事の裏側をちょっとお話ししちゃおうかなって思います♪
実は、英語のセミナー動画に日本語字幕をつける仕事をやってたんだ〜。
これがね、思った以上に大変で...
でも、AIの力を借りたらすごく効率アップ!
だから今日は、「AIを使った動画字幕付けの裏技」を忘れないうちにブログに書いておこうと思う。
動画字幕付けの基本的な流れ
まずは、基本的な流れをざっくり説明するね。
- Vrew(ブリュー)というソフトでセミナー動画を読み込む
- 自動で日本語字幕を生成してもらう
- 生成された字幕を手直しする
- 完成した字幕を動画に付ける
簡単そうに見えるけど、実際やってみるとこれがなかなか大変💦
Vrewを使った自動字幕生成
まず使ったのはVrew(ブリュー)ってソフト。
私は有料版使ってるんだけど、無料版でも多分できると思うよ♪
※もしかすると動画にウォーターマークが入っちゃう・・・かも。
Vrewの使い方:
- 動画を読み込ませる
- 音声の自動翻訳機能を使う
- タイムライン上に英語と日本語の字幕が表示される
ここまでは簡単!私がすることは動画を読み込ませるだけなんで(笑)
でもね、ここからが大変...
自動生成された字幕の問題点
Vrewが生成した日本語字幕、正直言うとあんまり使えない💦
意味は分かる。でも前後の文脈を考慮してないから、ところどころ意味不明な話になっちゃうんだよね。
普通の人なら「まぁ、これでいっか〜」って思うかもしれないけど...
今回は大手企業からの依頼だったし、私としても中途半端な納品はしたくない!!
そ・こ・で!
字幕ファイルの編集作業
そこで次は、字幕ファイルを直接編集する作業。
- Vrewから字幕ファイル(.srt)をエクスポート
- VSCodeでそのファイルを開く
- 別の方が翻訳してくれていたWordファイルの翻訳と見比べながら修正
でもね、ここでまた問題が...
Wordファイルの日本語訳も完璧じゃない💦
日本語として不自然な箇所がちらほら。
もしかして翻訳者さん、日本語ネイティブじゃないのかな〜って思っちゃった😅
字幕付けの難しさ
そういうわけで・・・ここからが本当に大変だった。
- 日本語として自然に読める
- 意味が正確に伝わる
- 英語音声と日本語字幕のタイミングが合う
この3つを同時に満たすのが、めっちゃ難しくって!
特に、英語と日本語で文の構造が違うから、タイミングを合わせるのが本当に大変。
日本語は「主語+目的語+動詞(SOV)」
英語は「主語+動詞+目的語(SVO)」
短い会話なら問題ないけど、長い会話になると1テロップあたりに入れられる字幕の日本語の文字数に上限があるから、会話を途中で分割しなきゃいけない。
そこが、マジで難しかった💦
※字幕は1テロップにつき、最大2行まで。そのテロップの秒数内で字幕でつけた日本語が読めるように、内容も修正する必要あり。
AIの助けを借りよう!
ここで私、「そうだ!AIの出番だ!」って思いついた。
今回選んだのはClaude(クロード)ってAI。
Claudeを選んだ理由は、日本語がすごく自然だから。
Claudeの使い方:
- 数秒分の字幕をまとめてClaudeに投げる
- 「これをより自然な日本語に直して」ってお願いする
- Claudeの提案を見ながら、Vrewで字幕を修正
これで、かなり効率アップ!
最後に
こうやって、AIの力を借りながら字幕付けの仕事をこなしていった。
最初は大変だったけど、コツをつかんでくるとどんどん楽しくなってきた♪
英語はもともと好きだったし、以前、語学留学したこともあったので、これを機にまた勉強したいなって。
英語を翻訳して日本語の字幕をつける・・・こういう仕事をする機会はなかなか訪れないかもしれないけど、興味があればぜひ試してみて!
AIをうまく使えば、クオリティも上がるし、作業時間も短縮できるよ〜。
今回の経験、私の中ですごく勉強になったな〜って思います。
それにしてもAI・・・すごすぎる。
AIが一般的に使えるようにまでなったおかげで、新しいことにチャレンジするハードルが一気に下がった気がするなぁ。